瓶入りの手紙

この切ないくらい透き通る空と 優しく温かな海と大地との間に生きているボクらへ
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暑かろう寒かろう
昨日、今日と連日30度を越す暑さとなりました。

今日6月1日は『衣替え』の日。

仕事に向かいがてら、新しい夏服に袖を通した人達をたくさん見かけました。

今では、学生や企業の制服の夏⇔冬服を変更することを指しますが、実は平安時代からあった習慣で、渡来した風習に日本らしさをアレンジ。
それを『更衣』と呼んだそうです。

また、天皇の着替えの役目を持つ女官の職名も『更衣』と言い、宮中から民衆へと広くその文化は根付いていきました。

この頃の更衣は年2回行われ、夏装束と冬装束が定められ、平安時代から鎌倉時代に入ると、更衣は衣服だけでなく、小物、調度品まで取り替えるようになったと言われています。

江戸時代の日本文化が華々しく芽吹いた頃には豊かな四季が生活の至るところに伺えます。

明治期になると、今の公務員にあたる人達の制服が定められ、夏服と冬服の更衣の時期も制定されます。
これが学生服にもおよび、さらに一般の人たちにも定着し、現在の『衣替え』となりました。

『衣替え』の風習は、『袷』『単衣』『薄物』と日にちを指定するほど厳密なものではなくなっていますが、その文化の名残を私達は体験しているのですね。


豊かな四季の移り変わりを持つ日本の心は、その美しさを大切に育んできました。
先人達は、春の花、夏の深緑、秋の風、冬の音・・・を敏感に捕らえ、喜びを感じ、そこに心を映して生活していたのでしょう。

衣服や小物や調度品など、規律を持った生活に季節を織り交ぜ、それになぞって生活することで、より深く四季の移り変わりを愛でていたのではないでしょうか。

日本文化と言われるものを振り返ってみれば、いかにその大半が四季を大切に考えているかに気付かされます。

当たり前の洋服文化の中では、『和装の心』的なものは疎ましく、とても億劫で必要の無いものに感じるでしょう。

でも、それはただ『暑いから』『寒いから』着替えるといったものではなく、日本人のもつ美意識がそこにあることを忘れてはいけません。

フランス人がよく言います。
『エスプリ』はフランス人にしか理解できない。

そうです。
日本の美意識、美的感覚は、私達日本人にしか理解できないのです。

これから浴衣の売れるシーズンです。
お祭り=花火=浴衣
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【問合せ先】
名古屋市博物館:052-853-2655
日本染織作家協会 中部支部:052-263-0595


風邪を引いたワタシは、おでこにヒエピタを貼りながら、ひとり厚地のパーカーに身を包んでおりまする。。。

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